Caracal(カラカル)現わる

強い日差しを避けて、ほとんどの動物が日陰に入って休息している。そのような昼下がり、4頭のCheetah(チーター)が水場にやって来てひとしきり水を飲み、近くの木陰に寝転がって休息を始めた。
ふとCheetahと反対の方向へ目をやった時、木陰で何かが動いた。Caracalがそこに座っていた。長年アフリカへ通っているが、まだ一度もCaracalに出会ったことがなかった。同じネコ科のCheetahと比べるとかなり小さいが、飼いネコの2〜3倍の大きさがある。想像していた通り、飼いネコのような弱々しさを全く感じさせない逞しいネコだ。

CaracalはCheetahのほうを気にして見つめている。水場に水を飲みに行きたくて、Cheetahが立ち去るのを待っているのかもしれない。しかし、Cheetahは水場から離れる様子はない。時間が経つにつれ、太陽の傾きが少しずつ変化するので、日陰が移動するのに合わせてCaracalもじわじわと座り場所を変えている。
そのうちにCaracalは立ち上がり、木の根元に歩み寄って何かをくわえ上げた。黄色っぽい全身に長い尾を持ったMongooseのようだった。捕らえたこの獲物を近くに置いていたのだ。
Caracalは丘を駆け上って見えなくなった。

木陰で日差しを避けて休息するCaracal

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