いよいよクマの季節がやって来た

今年の初グマを観察した。
冬眠明けのクマは眠そうだ。木の中ほどの枝の上で眠っていた。昼間に長時間眠ることはない。15分ほどで立ち上がって木から降りた。急な斜面を横切って200mほど歩いた後、Uターン。また急斜面を横切りながら少しずつ斜面を下ってスギ林で姿が見えなくなった。

今日最初に木の上で眠っているクマを発見した場所は、10年ほど前に冬眠穴を見つけた場所のすぐ近くだった。その時は冬眠する直前の12月下旬で、クマはその穴に出入りしていた。
2年前にその冬眠穴を再度見に行った時、穴には土砂が入り込んで埋まってしまっていた。しかし、今日の出現場所からすると別の冬眠穴が近くにあると思われる。

昨年別の場所で見た冬眠明けのクマは、夕方になると冬眠穴へ戻った。今日のクマも冬眠穴に戻ってくるのではと期待して待ったが、その後クマは姿を現さなかった。
今日はクマとの距離が700mほどもあって、残念ながらカメラに収めることはできなかった。