第8回伊吹山イヌワシ観察会 参加募集間もなく終了

「第8回伊吹山イヌワシ観察会」はたくさんの皆さんの参加申し込みをいただき間もなく定員となります。
定員になりましたら受付は終了します。

予備日の20日には少し空きがあります。

イーグレットオフィス主催での観察会は今回10月で終了です。
次回11月は米原市主催で「里山LIFEアカデミー in 伊吹山」でイヌワシ観察会を開催する予定です。

第8回伊吹山イヌワシ観察会のお知らせ

「第8回伊吹山のイヌワシ観察会」を2024年10月19日(土)に開催します。
19日が雨天の場合に備えて20日を予備日とします。
両日とも悪天候が予想される場合、10月の観察会は中止となることがあります。

イヌワシの幼鳥サーナは、徐々に行動範囲を広げながら元気に飛び回っています。
伊吹山の山頂部の紅葉は10月下旬頃です。
紅葉をバックにサーナが観察できることを期待しています。
多くの皆様の参加をお待ちしています。

第8回伊吹山イヌワシ観察会案内
イヌワシ観察会案内

参加申込書
参加申込書(Excel)
参加申込書(PDF)

イーグレットオフィス主催の無料での観察会は10月が最後です。
11月は米原市のイベントとして観察会を開催予定です。

第7回伊吹山イヌワシ観察会 雨予報のために中止

9月21と22日の両日とも、雨で霧もかかりそうなので今回の観察会は中止としました。
参加予定だった皆さんには申し訳ないですが、天候には勝てません。観察会と天気の巡り合わせが毎回異様に悪いです。
今回中止でリフレッシュして来月から仕切り直したいと思います。

「第7回伊吹山イヌワシ観察会」は幻となりましたが、次回の第8回こそはサーナに会いましょう。
第8回は10月19、20日になりそうです。来週半ばに案内を出します。
またお会いしましょう。

ニホンジカ 袋角から枝角へ



ニホンジカは雄だけに角がある。年齢を重ねるほどに立派になる角が、毎年落ちて新たに伸びてくる。4月中旬頃に角を落とす個体が多いが、個体によって早いものや遅いものがいる。早い個体は3月末に角を落としていた。

角が落ちるとすぐに新しい袋角と呼ばれる表皮に包まれた柔らかい角が伸び始める。4ヶ月ほどかけて袋角が成長する。8月末から9月初め頃に表皮が剥がれて骨化した硬い角が現れる。

9月になるとニホンジカの繁殖期に入る。雄ジカたちは雌ジカを求めて争うことになる。この時期には雄ジカは他の雄ジカが近くにいることをかなり気にするようになる。大抵の場合は戦わずに自分の強さをアピールして勝敗が決まる。強さイコール角の大きさのようなのだ。大体は角が大きいほうが勝つ。同年齢で角の大きさがほぼ同じの場合は、お互いの角を絡めて押し合って勝負している。
9月には新しく大きくなった角が骨化して頑丈になるのも、雌をめぐる戦いに勝つためだ。

9月に入り、雄ジカが雌ジカを獲得するために忙しく活動する季節になった。雄ジカの「ピー〜」と鳴くラッティングコールが山に響き渡る。