4月16〜20日の間にキツネ・アナグマ・ノウサギ・タヌキが巣穴近くに現れた。
キツネは4月11日の個体と同一で、右前脚を怪我している。
アナグマは、夜と朝に出現した。巣穴のまわりに下腹部を擦り付けるようにマーキングし、巣穴を覗き込んで去って行った。
ノウサギが丘の上を通過した。
夫婦と思われるタヌキが交互に巣穴に入ってしばらく様子を見て去って行った。巣穴をかなり気にしている。
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絶滅危惧種?のノウサギ
雪のない冬が続いていたが、先週20cm、昨日は40〜50cm積もった。
雪が積もると動物たちの足跡がよく見えて山歩きの楽しみが増える。近年はテンとノウサギの足跡がかなり少なくなっている。特にノウサギは里山と呼ばれるような場所では足跡をほとんど見なくなった。
ところが今朝、集落のはずれの谷あいの田んぼに出てきた足跡を見つけた。そのあたりではもう何年も足跡を見ていなかった。その後も雪山を半日歩き回ったが、ノウサギの足跡を見ることはなかった。先週も雪の中をまる1日歩いたが足跡はなかった。
ノウサギは非常に減っている。場所によっては少なからず足跡を見ることがあるが、低標高部では知らないうちにノウサギが絶滅するのではと心配になるくらいだ。
ノウサギを主食としているイヌワシやクマタカにとっては死活問題だ。