Ostrich(ダチョウ)は子だくさん

Ostrichのペアが時折雛鳥を連れて歩いているのを見かける。背が高く大きな親鳥とは比べ物にならないほど小さな雛たちが、草陰から次々と出てくる。ヒナの数を数えてみると、なんと33羽もいるではないか。1羽の雌が33個も卵を産んだとは考えにくい。不思議に思って図鑑を調べると、Ostrichは一夫多妻で、3〜4羽の雌が同じ巣に卵を産んで1羽の雌が抱卵するらしい。それにしても33個もの卵を抱えきれるのかと謎は残る。

地上に座って抱卵中のOstrichを見つけて、時々通りがかりにこの巣を観察すると、たまに雌に変わって雄が抱卵していることがある。雌が採食する間雄が交代しているのだ。
立ち上がった時に、卵が少しだけ見えたが、200mほどの距離があるのと、地面を少し掘ったくぼみに産卵されているのとで詳細はわからない。他のペアでも二十数羽の雛を連れているのを見ているので、この巣にも2〜30個の卵があると思われる。
卵は2段重ねくらいになっているのだろうか?この抱卵の謎が解けるわけではないが、雛が孵化して歩き回り始めたら、何羽いるのか数えてみたいと思っている。

33羽の雛とOstrichの雄親