ニホンジカ、侵入防止策の向こうで…

集落に張り巡らせてある野生動物の侵入防止柵の向こうで、一頭の若い雌ジカが恨めしそうに田畑を眺めている。今の季節、田畑はまだ雪に覆われていて食べるものはほとんどない。食物を求めているのではなく、行く先にフェンスがあって阻まれたのでボーとしているだけなのかもしれない。
時々下にある草を食べながらゆっくりとフェンスに沿って移動していった。



農地を囲むフェンスの前でたたずむニホンジカ

侵入防止策が張り巡らされると、そこを行き来できなくなった大型獣はフェンスに沿って歩いていることが多い。フェンス沿いにはシカの足跡が道のようになって続いている。ところどころフェンスと地面の隙間を広げてイノシシが侵入した痕跡がある。
しかしながらフェンスができてシカやイノシシの農地への侵入は格段に少なくなった。