今回の観察会も天気の心配はない予報だった。しかし当日の朝、霧の山伊吹山は暗い雲に覆われている。前回の観察会と同じ状況だ。天気予報ではすぐに晴れてきそうだが、バスから見る伊吹山の雲は暗いままだ。

霧が晴れるのを待つ

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観察地点に到着した時も霧の中だった。前回も今回も天気は全く問題なく晴れるはずだったのだが…
霧はなかなか晴れない。前回同様に昼の休憩を30分早めて山頂駐車場へバスで向かった。霧が晴れてきて、観察地点でイヌワシが出現したと無線連絡が入った。山頂駐車場からも探すが確認はできなかった。

観察地点(中央右側)

霧が晴れ、観察開始
観察地点に戻って皆が真剣にイヌワシを探す。間も無く雄ワシが滑翔して我々が見下ろしている沢に入って消えた。
雌ワシがその沢の上空を通過して西方向へと飛び去った。
しばらくして雄ワシが沢から出てきて西方向へ飛行。

イヌワシ追跡中

その後もイヌワシは何度も姿を見せてくれた。10回以上の出現があった。
西の止まり場の木に1羽が長く止まっていて、観察を終了してバスに乗り込んでもまだ止まっているのが確認できた。
午前中は霧の中でどうなるのかと心配だったが、午後には霧が晴れると同時にイヌワシが何度も出現し心配も晴らしてくれた。

イヌワシ岩場に止まる(中央やや右)
今日の第一発見者に贈る「ファーストディスカバリー賞」は、昼休憩の時も観察地点で観察を続けてイヌワシを最初に発見された夏原さんに決定した。
今回の賞品は、前回大変好評だった山形県の名産品「お鷹ぽっぽ」に再登場してもらいました。
夏原さん発見ありがとうございました。
次回観察会は9月23日です。
参加案内を近々アップします。
10月は観察会を予定していましたが、都合により中止となります
11月は日程を変更して開催予定です