空き家となったアナグマの巣穴

アナグマの様子を見るために、いつもの巣穴のところにやって来た。5月10日に来た時には、アナグマはまったく姿を現さなかった。違う巣穴へ移ったのだろうか?それともアナグマに何かあったのだろうか?有害獣の捕獲罠にかかったのでは…。こんな時にはいつもネガティヴな思考になりがちだ。単にその時は長時間出歩いていたか、巣穴の中で寝ていただけかもしれない。
今日はそれをはっきりさせたいと思ってやって来た。アナグマの巣穴には新しい痕跡は確認できない。7〜8m手前にある巣穴に、新しく土を掻き出した跡がある。
とにかく少し離れて観察する。
9時頃、リスがやって来た。カサコソと小さな音を立てながら右に左に忙しそうに走り回っている。木に登り、枝を伝って木から木へと忍者のように移動していく。
9:30、僕の真上の杉の枝にフクロウが止まっている。今まで気づかなかったが、朝からフクロウに監視されていたようだ。姿は枝葉に隠されてほとんど見えないが、時折隙間から目をのぞかせて僕を見下ろしている。
夕方薄暗くなり始めるまで観察したが、アナグマは出てこなかった。どうやらこの巣穴を今は使っていないらしい。
フクロウはまだ活動を始めずにじっと止まっている。



枝葉の隙間からこちらの様子を窺うフクロウ

Posted in 伊吹の野生だより Tagged , , ,