京都新聞にて好評連載中の「野生のいぶき」を公開しました。
記事はこちらからどうぞ
京都新聞連載『野生のいぶき』
All the things begin from Golden Eagle!
京都新聞にて好評連載中の「野生のいぶき」をPDFにてご覧いただけます。
2020年4月 | オレンジ色のカモシカ |
2020年5月 | ツキノワグマ |
2020年6月 | キツネ |
2020年7月 | クマタカ |
2020年8月 | ニホンジカ |
2020年9月 | イヌワシ |
2020年10月 | タヌキ |
2020年11月 | ムササビ |
2020年12月 | イヌワシ |
2021年1月 | キツネ |
2021年2月 | カモシカ |
2021年3月 | イヌワシ |
2021年4月 | ブラックイーグル |
2021年5月 | マーシャルイーグル |
2021年6月 | チーター |
2021年7月 | ライオン |
2021年8月 | ピグミーファルコン |
2021年9月 | キリン |
2021年10月 | カラフルな鳥たち |
2021年11月 | 命の水場 |
2021年12月 | 木陰に集う |
2022年1月 | 車を家来にサバンナを堂々行進 |
2022年2月 | キックで捕獲 風変わりな猛禽類 |
※リンクをクリックするとご覧のブラウザの別ウィンドウにPDFが表示されます。
京都のレティシア書房様にて、弊社代表でもある動物写真家の須藤一成の作品展を開催します。
須藤一成がライフワークとしている伊吹山とアフリカの野生動物の作品を中心に、写真と映像による展示(写真が動き出す!)を行います。また、期間中は展示作品とオリジナルグッズの販売も行います。
■日時:2021年1月20日(水)〜31日(日)13時〜19時・・・月曜・火曜定休日
■会場:レティシア書房
■場所:京都市中京区高倉通り二条下がる瓦町551
■問合せ:TEL075-212-1772
■HP:http://book-laetitia.mond.jp/
尚、新コロナウィルス感染症対策のため、ご来店の際はマスクの着用と手指の消毒にご協力ください。
★レティシア書房様の店長日誌にてご紹介いただきました!
須藤一成「日本とアフリカの野生動物写真映像展」スタート
平成22年12月に設立された関西広域連合の10周年を記念し、これまでの取組を振り返るとともに、ポストコロナの時代に求められる国土の双眼構造の構築と分権型社会の確立に向け、記念式典を開催します。
同式典のパネルディスカッションに、弊社からは須藤明子(専務取締役)がパネラーとして参加いたします。
【日 時】2020年11月13日(金)13時30分~17時00分
【場 所】大阪府立国際会議場 3階 イベントホールA・B
【定 員】50名
【問い合わせ先】関西広域連合本部事務局総務課 TEL 06-4803-5668
同企画展の期間中、弊社代表でもある動物写真家の須藤一成が講師として講演会に登壇します。
伊吹山のイヌワシの40年間の記録とこれまで取り組んできた保護活動を、映像と写真を使いながら様々なエピソードを交えて話します。
■日時:2020年7月26日(日)13:30〜
■講師:動物写真家 須藤一成(株式会社イーグレット・オフィス代表)
■参加費:500円
■募集:30名(要申込・先着順)
■場所:伊吹山文化資料館講座室
■問合せ:TEL0749-58-0252
■HP:http://www.zb.ztv.ne.jp/mt.ibuki-m/
伊吹山をはじめ1,000m級の山が連なる伊吹地域に1つがいのイヌワシが生息しています。2001年からの5年間に4回繁殖に成功して以来、14年ぶりに1羽の若ワシが巣立ちました。
白斑を輝かせて大空を舞う姿を見られたのも束の間、巣立ち後半月ほどで弱ってうずくまっているところを保護されましたが、数日後に死んでしまいました。
映像・写真展では、この若ワシが元気だった頃の姿や、イヌワシの1年の生活を紹介します。あわせて、貴重なイヌワシの骨格標本も展示します。
■写真・映像:動物写真家 須藤一成(株式会社イーグレット・オフィス代表)
■期間:2020年7月9日〜8月6日
■場所:伊吹山文化資料館
■開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
■休館日:月曜日・祝日の翌日
■入館料:一般200円・小中学生100円
■問合せ:TEL0749-58-0252
■HP:http://www.zb.ztv.ne.jp/mt.ibuki-m/
以下のイベントについて、新型コロナウィルス感染予防対策のため中止(または延期)となりました。延期の場合、開催が決まり次第追ってお知らせ致します。
————————————————–
京都市動物園生き物・学び・研究センターにて、「ツキノワグマをとりまく自然と野生動物」と題してDVD上映と講演会が催されます。
弊社から代表の須藤一成が講師として登壇、同著作「ツキノワグマ 〜 知られざる狩人の生態」のDVDを上映致します。
【日 時】2020年2月29日(土)午後1時30分~午後3時00分
【場 所】京都市動物園 レクチャールーム
【定 員】80名
【問い合わせ先】京都市動物園 生き物・学び・研究センター:075-771-0210
ながはま森林マッチングセンター主催の森カフェにて、野生動物と付き合う方法というテーマで弊社より須藤明子がゲスト参加致します。
【日 時】2020年1月30日(木)13時30分~15時30分
【場 所】さざなみタウン 長浜まちづくりセンター会議室1A(長浜市高田町)
【定 員】先着20名(定員になり次第締切り)
【参加費】500円 (コーヒー付)
【申込方法】ながはま森林マッチングセンター:0749-82-5070
京都市動物園と山階鳥類研究所が連携した記念シンポジウム「動物園を通して野生動物の世界を知る」に、弊社より須藤明子が講師として登壇致します。
1.「奄美大島のオオトラツグミを通して、生物多様性と稀少種の保全について考える」
【講師】水田拓(山階鳥研保全研究室研究員)
2.「野生動物の“生き死に”をまもる〜生物多様性保全の現場からの報告〜」
【講師】須藤明子((株)イーグレットオフィス、獣医学博士)
【日程】2020年1月26日(日)
【時間】13:30〜15:30
【料金】無料(入園料がかかります。一般:620円その他料金)
【定員】80名(先着順)
【会場】京都市動物園レクチャールーム(京都市左京区岡崎法勝寺町岡崎公園内)
【主催】京都市
【共催】(公財)山階鳥類研究所
【問合せ】京都市動物園総会総務課電話:075-771-0210
雛は巣立っていた。巣やその周りの鋼材にも止まっていない。鉄塔から飛び出して近くの林の中にいるのだろう。雛は巣立ってしまえば雛とは呼ばずに幼鳥となる。
幼鳥は巣立ち後しばらくの間、巣に戻って親鳥から獲物を受け取ることが多い。戻って来るのを待つことにするが、2時間経っても何の動きもない。3時間ほど経過してようやく、巣から100mほど離れたあたりから幼鳥の鳴き声が聞こえてきた。3〜4声で鳴き止んでしまったが、幼鳥が無事に巣立って近くにいることが確認できたのでほっとした。巣に戻って来ることを信じてさらに待つ。
13時ごろ、鳴き声が聞こえたので巣を見ると、巣の上に幼鳥が戻っていた。尾羽が前回見た時よりさらに伸びて、見た目に立派なクマタカとなっている。巣の上を歩いて、水平に伸びた鋼材の上に移った。そこで親鳥が獲物を運んで来るのを待つことにしたらしい。夕方までその場を動かずに止まっている。
遠くを飛行する親鳥を見つけては数声鳴く。しかし、今日は獲物が捕れないらしく、親鳥は戻って来なかった。