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ライオンも水飲み中は神経質

群れで水を飲む

水を飲みにやってくる草食動物たちは、ものすごく警戒しながら水辺に近づいて行く。立ち止まってまわりの様子を伺いながら少しずつ前進する。もう頭を下げれば水が飲めるというところまで来ていても、安全が確認できなければ水を飲まずに引き返してしまうこともある。頭を下げて水を飲むことは非常に危険な体勢であるらしい。

この水を飲むという行為は、草食動物だけではなくライオンにとってもかなり神経質になることのようである。ライオンの群れが水を飲んでいるときに、何かに驚いて一斉に水場から離れたことがあった。特にまわりで何かが起こった訳ではなかった。ライオンの近くにいた鳥は何のアクションも起こさなかった。ライオンの警戒心が高まっていたために、何気ないことに過敏に反応したようだった。

ライオンでさえも、水を飲むときは無防備で危険を感じているようだ。

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Wild Dog初対面

群れで行動し、じゃれあってよく遊ぶ

Wild Dog、その名の通り野生の犬である。飼い犬と同じように、お互いに噛み付いたり押し倒したりと遊びに余念がない。彼らは引き締まったスリムな体と常にまわり警戒する緊張感を持っている。この緊張感が野生動物を魅力的にしているのだと思う。

彼らは複雑なまだら模様の体色をしている。個体ごとにこの模様は少しずつ違うから詳細に記録すれば個体識別も可能だろう。このまだら模様がなんとも美しい。Wild Dogのもう一つの魅力である。

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今回の撮影行はGiant Eagle Owlに縁あり

雛は僕を覗き込み、親鳥は目を瞑ってキーと鳴く

今回初日にこの大型のフクロウに会ってラッキーと思っていたのだが、今日は2回も出会った。どちらもタカの古巣を利用したと思われる木の上の大きな巣に、巣立ち間近の雛1羽と親鳥1羽がいた。どちらも同じシチュエーションなので、車で走り回っているうちに同じ巣を違う角度から見ているのではと一瞬考えてしまった。その上行動もほとんど同じだ。雛は僕のことが気になるらしく、首を伸ばして頭を傾げてこっちを覗き込んでいる。親鳥は目を瞑り、時々キィーと小さな声で鳴いている。どちらの親鳥もこのように鳴いているので何か意味があるのだろうが、僕には理解できない。

親鳥も雛も瞼が鮮やかなピンク色をしている。まるでおどけた化粧をしているように見えるのだが、これもまた特徴的でかっこいい。

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間近でライオンに見つめられた

今日は早朝から運良くライオンに出会った。数頭のライオンが少しずつ間隔を置いて一直線に歩いている。その方向には池がある。池に到着するとすぐに水を飲み始めた。数分間かけて水を飲んだ後、そこに座り込んだ。群れの構成は、オスが2頭にメス3頭、子供が2頭の合計7頭だ。

しばらくして1頭の雄ライオンが立ち上がりゆっくりと歩き始めた。まっすぐにこちらに向かっている。望遠レンズ越しに見ていると、もうライオンの顔が車の窓から入って来そうだ。慌てて肉眼で確認するとライオンは数メートル先だった。もう目と鼻の先だ。車の中とはいえ少し緊張する。ライオンは僕の正面で立ち止り、車の中の人間を確認するように見ている。キョロキョロとまわりに止まっている車も確認してからまた歩き始めた。

ライオンは少し先で座った。そこでもまた行き来する車を1台1台確認するように見ている。国立公園内のライオンは人間を気にすることなく、空気のような存在として無視していることが多い。今日のこのライオンの行動は、特定の人間を探しているように僕には思えた。その人間が現れた時、このライオンはどのような行動をするのか?想像は膨らむばかりだが、この行動を説明できるような出来事は起こらなかった。

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南アフリカは鳥の渡りの季節

飛行機の旅を無事に終えて、今日からクルーガー国立公園を隈なく走り回って動物を探す。隈なくといってもクルーガーは日本の四国ほどの広さがあるので見て回れるのはほんの一部分だけである。

ファラボルワゲート。今回の大半はここから国立公園に入場することになる

イヌワシの仲間のWahlberg’s Eagleがせっせと近くの木から巣材の枝を折り取って巣へ運んでいた。Wahlberg’sは9月に入ると渡って来て繁殖を開始したばかりだ。
Tawny Eagleの巣では、巣立ったばかりの幼鳥が近くの枝に止まって親鳥が獲物を持ち帰るのを待っていた。大型のAfrican Whitebacked Vultureは、抱卵や育雛期が長いので、まだ育雛中の巣が多い。日中は日差しが強く結構暑くなって来たので、親鳥は巣の上に立って雛のために日陰を作っていた。
滅多に見れないGiant Eagle Owlが木に止まっているのを発見した。枝葉に隠れてスッキリと姿が見えないのが残念だった。
乾季も終盤になって水場が干上がっているところが多くなっているせいか今日は動物との出会いが少なかった。

巣材を運ぶWahlberg’s Eagle

育雛中のAfrican Whitebacked Vulture。雛に日陰を作っている

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滋賀民報でエッセイの連載が始まります

自然と共に「伊吹の野生を撮り続けて」と題して、写真家須藤一成のエッセイ連載が滋賀民報で始まります。月1回、年12回の連載となります。お楽しみに!

■滋賀民報
http://shigaminpo.com/
■2017年1月15日号の掲載記事
http://shigaminpo.com/BN/img_BN/201701154.png

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滋賀民報の取材を受けました

弊社代表であり写真家でもある須藤一成が、「野生を撮る」と題して滋賀民報の取材を受けました。2017年1月1日・1月8日合併号に記事が掲載されています。

■2017年1月1日・1月8日合併号
http://shigaminpo.com/BN/20170101.shtml
■掲載記事
http://shigaminpo.com/BN/img_BN/201701016.png

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野生動物・自然環境保全事業研修会(福井)

福井県獣医師会のワークショップである野生動物・自然環境保全事業研修会に弊社より須藤明子が参加、「野生動物の守り方~生物多様性保全を目指す取り組み~」と題して講演を行います。

□詳細はこちら

■主催:公益社団法人福井県獣医師会 野生動物・自然環境保全事業委員会
■日時:2016年10月30日(日)13:30~16:00
■会場:アオッサ 706号室
■お問い合わせ:0776-28-1244

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中部近畿カワウ広域協議会

中部近畿カワウ広域協議会において、「中部近畿のカワウ管理,次のステージへ ~中規模コロニーの個体数管理事例~」題して、弊社須藤明子が講演を行います。

■日時:2016年10月13日(木)
■備考:非公開

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第15回 アニマルランドいきもの講座

わんぱーくこうちアニマルランドで開催される第15回 アニマルランドいきもの講座にて、「野生動物の守り方」と題して弊社の須藤明子がセミナーを行います。お気軽にご参加ください。

■第15回 アニマルランドいきもの講座
■日時:2015年11月29日(日)13:00~14:30
■場所:わんぱーくこうち展示学習室
■対象:小学生から大人まで
■定員:先着30名様
■参加費:無料
■申込先:わんぱーくこうちアニマルランド

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