昨日17日に南アのカラハリから日本に戻りました。空港からの帰路、その足で山へ出かけた。イヌワシの巣を遠くから見られるのではないかと見当をつけていた場所へと山を歩きました。
案の定、巣が見えた。雌ワシが立ち上がり何かゴソゴソと動いている。その脇で白いものが蠢いている。雛と給餌する雌ワシだ。
「よーし、やったー。」今年も雛が孵化している。白く蠢くものは2ついるようにも見えるが、どうにも遠くてそれ以上ははっきりと確認できない。今年の繁殖は抱卵から、次の段階の育雛に入ったことは間違いない。
産卵するかどうかの第一段階をクリアし、雛が孵化するかどうかの第二段階も突破した。あとは獲物が順調に確保できて雛が育つことを祈るだけだ。
今回はその映像は撮影できていない。今後は昨年同様、いや昨年以上のモヤモヤ映像で繁殖状況をお伝えすることができるならお伝えしたいと思います。
昨年、イヌワシの繁殖の妨害とならないように設置したフェンスは、今年さらに貴重な植物を守るために延長される予定です。もともと希少植物保護エリアとして立ち入りが禁止されている場所を守るために延長されます。
待避所内(ガードレールの外側に出ない)でのルールを守った撮影をお願いします。