
雛(ニーナ)にヘビを持ち帰る雄ワシ
7月30日16:56、ニーナは立派に幼い生をまっとうしました。ニーナが亡くなった翌日からのクラウドファンディングとなってしまいました。今後もイヌワシを見守り続け、より良い自然環境づくりへと繋げていきたいと思います。
7月31日10時から46日間のクラウドファンディングを開始します。
URL:https://readyfor.jp/projects/GoldenEagle
皆様のご支援、よろしくお願いします。
All the things begin from Golden Eagle!
雛(ニーナ)にヘビを持ち帰る雄ワシ
7月30日16:56、ニーナは立派に幼い生をまっとうしました。ニーナが亡くなった翌日からのクラウドファンディングとなってしまいました。今後もイヌワシを見守り続け、より良い自然環境づくりへと繋げていきたいと思います。
7月31日10時から46日間のクラウドファンディングを開始します。
URL:https://readyfor.jp/projects/GoldenEagle
皆様のご支援、よろしくお願いします。
餌付け問題。写真を撮るだけでイヌワシのことを考えていない餌付けは、イヌワシにとってプラスにはなりません。餌付けが最も頻繁にされた1990年台はイヌワシは全く繁殖に成功していません。その頃に餌付け禁止の看板を環境省や県自然保護課・米原市と連盟で立てました。また、ドライブウェイに来ているカメラマンに餌をやらないよう直接お願いもして回りましたが、侵入防止柵や看板も壊される始末でした。
1999年頃に2年近くドライブウェイが道路の崩壊で通行止めになり、餌付けもなくなりました。その1年後からイヌワシが繁殖に成功するようになりました。2001年からの5年間で4回繁殖に成功しています。
無計画で過剰な餌付けがイヌワシの繁殖に良い影響を与えなかったことが分かります。イヌワシが餌付け場所で待ち続けて、行動範囲が縮小して本来の狩りができない状況だったのです。
しかし、ドライブウェイ開通後は徐々に餌付け行為が再発するようになり、現在に至っています。昨年2022年からは法律で国立公園など特別保護地区での餌付けが禁止されたことや、不法投棄として警察が動いたことなどで餌付けはなくなったと思われます。
このイヌワシ子育てライブの餌不足を見て、伊吹山が自然度の低い山だとの書き込みが増えていますが、伊吹山だけでなく全国の山で自然度の低下が起こっていると考えられます。日本イヌワシ研究会の「つがい数の減少と繁殖成功率低下の33年間の推移」によると、全国のイヌワシのつがい数340のうち、2013年までに99つがいも消滅しています。特に2000年以降は急激に減少しています。現在の2023年までにはさらに多くの消滅つがいがあったと推測されます。
滋賀県でも11つがい生息していたのが現在は4つがいだけになっています。そのうちの1つがいが伊吹山のイヌワシです。標高1,377m、それほど高い山ではなくそれほど山奥にあるわけでもない、昔から人の生活に利用されてきた身近な山でありながら、豊かさを保ってきたのは伊吹山のポテンシャルの高さからだと思います。イヌワシの繁殖成功率の低下は全国的な傾向であり、各地で同様の餌不足に陥っていると推察されます。
今年の伊吹ペアの餌不足は異常な状況です。他の年でも子育ては餌不足との戦いで、母ワシは干からびた骨を食べて凌ぐことも多いです。それでも雛の成長が遅れることなく育っていました。それが今年は母ワシだけでなく雛(ニーナ)までもが骨で食い繋いでいます。成長具合は普通より20日は遅れています。ニーナは7月24日現在104日齢で、これまでに日本では例がないほど長い子育てになって、両親が子育てを諦めてしまうかもしれない状況になっています。
人による給餌や救護をすべきとの考えもあります。しかし、今1羽の雛が飢えてかわいそうだという理由でやるべきことではなく、日本のイヌワシの個体群を守るためにどのように取り組むかを、有識者で考え合意して実施すべきことなのです。
今回のイヌワシライブは、早急な対策の必要性を強く訴えるものになると思っています。
イヌワシや多くの野生動物を守る環境保全は何をやるべきなのでしょうか?色々な保全策がこれからも実施されていくものと思います。
その一つとして僕が提案したいのは以下の保全策です。
イヌワシとツキノワグマの分布や生息状況は、ほとんど一致しています。また、ブナ林の分布とイヌワシの分布もかなり一致しています。そして人工林率が高い地域からイヌワシの生息が消滅している傾向があります。
これらを総合的に考えると、単一の樹木で下層植生が育たず動植物が生息しにくい人工林が、森林面積の40%以上を占めている環境が、イヌワシの生息に悪影響を及ぼしている可能性が高いと考えられます。
手入れされずに放置された人工林が多くあることから、そうした不良な人工林を優先的に伐採して、自然の林へと転換する必要性を強く感じます。人工林率30%以下、できれば20%に。
イヌワシ子育てのライブ配信は下記URLからご覧ください。
URL:https://youtube.com/live/7GT1ToXBM64
※お願い
イヌワシ子育てのライブ配信は、警戒心の強いイヌワシに影響を与えず、多くの方々にイヌワシを観察してもらうための企画です。巣を探し回ったり撮影しようとして、巣に近づかないでください。人が巣に近づくと親鳥は巣から出てしまい、卵やヒナが死んでしまいます。
また、飛べるようになった幼鳥を追い回すことがないようお願いします。
産卵から1ヶ月が経った。抱卵は順調に進んでいる。雪が少なく暖かい日が続いているが、時には雪の降ることもある。雌ワシは自分の体に降り積もる雪にも動じることなく、じっと耐えて抱卵を続けている。
また、雨が降り続いた時にも微動だにせず雨に打たれて抱卵をしていた。頭を下げて動かないので、大丈夫かとモニターを凝視した。5分以上経ってようやく頭を上げたのを見てホッとした。
雄ワシは1日に数回程度巣を訪れて、数分から1時間くらい雌ワシと抱卵を交代する。雌ワシはその間に巣から出て体を伸ばしフンをしてくつろいでいる。雄ワシが獲物を捕らえて運んできていればそれを食べる。抱卵中は基本的には獲物を巣へは持ち込まない。巣の周辺で受け渡す。
抱卵交代時の雌雄の動きや鳴き交わしなどの状況から、巣の外の様子を想像する。2羽で鳴き交わしている声が聞こえる時には獲物の受け渡しが行われているだろうとか、雌が巣から出た後1分ほどで戻って来た時には、飛びながらフンをし抱卵姿勢で強張った体をほぐして数回旋回して戻って来たのだろう、など真実はわからないことが多いのだが想像して楽しんでいる。
米原市と連携して「イヌワシ子育て応援プロジェクト」を立ち上げました。イヌワシを身近な存在として感じて取ってもらい、イヌワシの現状や伊吹山の素晴らしい自然環境について多くの方に知ってもらいたいと考えています。
一方で、イヌワシ目当てに多くのカメラマンが集まる伊吹山では、一部のカメラマンが巣に近づきすぎて親鳥が巣に戻れなくなったり、シカの死体を持ち込んで餌付けが行われるなど、違法行為やマナー違反が目につくようになっています。「無人リモートカメラ」の設置により巣の周辺を監視できることや、多くの人が見ていることで「見守り効果」が発揮され、撮影マナーの向上や違法行為から守る監視役として機能することを期待しています。
※お願い
イヌワシ子育てのライブ配信は、警戒心の強いイヌワシに影響を与えず、多くの方々にイヌワシを見てもらうための企画です。巣を探し回ったり撮影しようとして、巣に近づかないでください。人が巣に近づくと親鳥は巣から出てしまい、卵やヒナが死んでしまいます。
ライブ配信の日程は以下の通りです。
3月28日、米原市役所本庁舎3F市民交流スペースのモニターで配信開始
3月28日、伊吹山文化資料館で配信開始
4月1日、YouTubeで一般公開開始
URL:https://youtube.com/live/7GT1ToXBM64
伊吹山のイヌワシ子育て生中継
4月1日から公開します。
ライブ映像を通して、イヌワシを身近な存在として感じ取ってもらい、イヌワシの現状や自然環境について考えるきっかけになってほしいと思っています。
イヌワシが警戒しないように、無人リモートカメラによるライブ映像です。普通には見ることのできない空の王者イヌワシの子育てをご覧ください。
伊吹山ではイヌワシの巣に近づいて撮影を試みるカメラマンが増えて、卵や雛が死亡する恐れが高まっています。
巣を探し回ったり近づいて撮影したり、絶対にしないでください!!
ライブカメラは、カメラマン対策として巣の周辺での人の動きも監視しています。イヌワシ保護のために巣の場所やカメラの配置は公開していません。
米原市と連携し、ライブ配信を通じて多くの市民と共に「イヌワシを見守る」体制づくりをしています。
注意事項
・イヌワシや希少種等の生息や繁殖の妨害となる情報(撮影ポイントや巣場所など)は書き込まないでください
・不適切と判断した書き込みは削除させていただきます
・録画等による二次利用は著作権の侵害にあたります
「伊吹山のイヌワシ子育て生中継」URL:https://youtube.com/live/7GT1ToXBM64
一昨年からイヌワシの営巣が観察できるように、無人のリモートカメラをイヌワシに警戒されないように設置している。その後、繁殖期になって巣を訪れたイヌワシは、カメラにはまったく気づいていない。
昨年の様子は2022年1〜3月に書いたとおり、大雪のためにこの巣は使えなかった。その後の観察で、別の巣で繁殖し雛を巣立たせたことがわかった。
今年は雪が少ないが、1月には巣の上に雪が積もったままだった。イヌワシは時々巣にやって来て、積もった雪に胸を押し付けラッセルして除雪する姿が見られた。2月に入って暖かい日が続き、巣の上の雪も急速に溶け始めた頃、頻繁に巣材を運び始めた。5cmほどの積雪の上に巣材を積み上げている。
巣の雪は溶け、巣材は積み上がって産座も完成したのだが、2月下旬になっても産卵していない。2月初旬に産卵することが多いので、これ以上遅い産卵はないだろうと半ば諦めかけた2月27日、夕方遅くに雌ワシが巣にやって来た。夕方に巣を訪れることはあまりないので、もしやと思ってモニターを食い入るように見つめた。
30分ほど経って、雌ワシは卵を押し出すように体の収縮を繰り返し始めた。そのうちに巣の上に座るように姿勢を低くした。産卵が行われたようだ。しばらく呆然と立っていたが、やがて座って抱卵を開始した。
4日後の3月3日夕方に2卵目を産んだ。順調に進めば4月中旬に雛が孵化するだろう。
産卵から1ヶ月経った今も順調に抱卵を続けている。昨年からの計画通りイヌワシの子育ての様子を、公開の準備が出来次第youtubeでライブ配信します。
米原市と連携して「イヌワシ子育て応援プロジェクト」を立ち上げました。イヌワシを身近な存在として感じて取ってもらい、イヌワシの現状や伊吹山の素晴らしい自然環境について多くの方に知ってもらいたいと考えています。
一方で、イヌワシ目当てに多くのカメラマンが集まる伊吹山では、一部の悪質なカメラマンが巣に近づきすぎて親鳥が巣に戻れなくなったり、シカの死体を持ち込んで餌付けが行われるなど、違法行為やマナー違反が目につくようになっています。「無人リモートカメラ」の設置により巣の周辺を監視できることや、多くの人が見ていることで「見守り効果」が発揮され、撮影マナーの向上や違法行為から守る監視役として機能することを期待しています。
※お願い
イヌワシ子育てのライブ配信は、警戒心の強いイヌワシに影響を与えず、多くの方々にイヌワシを見てもらうための企画です。巣を探し回ったり撮影しようとして、巣に近づかないでください。人が巣に近づくと親鳥は巣から出てしまい、卵やヒナが死んでしまいます。
ライブ配信の日程は以下の通りです。
3月28日、米原市役所本庁舎3F市民交流スペースのモニターで配信開始
3月28日、伊吹山文化資料館で配信開始
4月1日、YouTubeで一般公開開始
URL:https://youtube.com/live/7GT1ToXBM64
イヌワシは、雄と雌のペアで10km四方くらいの行動圏を持って生活している。獲物を探して捕らえるのが困難であることから、広い行動範囲を縄張りとして、ハンティングエリアを確保して暮らしている。
ペアの縄張りの中に、放浪中の若いイヌワシが現れた。すぐにここの雄ワシが出現し、波状飛行をして縄張り宣言を開始した。大抵の場合、この波状飛行を見て放浪ワシは遠ざかっていくか、追われて逃げていくパターンが多いのだが、今回の若ワシは急降下で雄ワシに対して攻撃を仕掛けた上に、遠くまで雄ワシを追いかけて行った。
30分ほど経って、縄張りペアの雌が出現し、波状飛行を始めた。近くにさっきの若ワシがいるのだろう。
案の定、上空から急降下で雌ワシに攻撃を仕掛けてきた。お互いに攻撃を仕掛けたり仕掛けられたりを繰り返している。若ワシはかなり強気で、一向に逃げ出すような気配はない。空中での攻防は2時間近く続いて、尾根向こうに見えなくなった。
ペアの縄張りには、このような放浪ワシが時々現れる。時には放浪ワシがペアの1羽を追い出して、もう1羽とペアになって居着くことがある。今回の放浪若ワシは、この地に居着くことになるのか、それとも去っていくのか?
しばらくはこの若ワシとペアとの攻防が続きそうだ。
巣の上の積雪が減り始めたと思ったら、2月20日頃からまた吹雪となった。新たに60cm以上の積雪となって、巣の上にも降り積もった。
2月中頃以降、イヌワシはこの巣に来ることがなくなった。この巣の使用を諦めたようだ。ここ数年の産卵時期は2月下旬であることから、この巣が使用できる可能性はほぼ無くなった。
残念だが、今年のイヌワシの繁殖ライブ配信は見送ることにします。
今年は産卵せずに繁殖は失敗しているのか、それとも他の巣に産卵しているのか、まだ確認はできていない。今後、イヌワシの行動を遠方から観察して、繁殖状況を把握することになるので、確認には少し時間がかかるだろう。
イヌワシのライブ配信は見送りとなったが、今後は他の野生動物の映像を配信していく予定です。
2月23日、巣や周辺は雪に覆われて、巣は使用できる状態ではなくなった
イヌワシの巣には、相変わらず雪がこんもりと積もっている。たまにイヌワシがやって来て巣の縁に止まるが、この雪では巣造りができないので困惑している様子だ。巣の近くで鳴き声がたびたび聞こえる。
巣の上の雪は、少なくなってきたと思っていたらまた降ることを繰り返して、一向に減らない。2月6日には1m以上の降雪があって、カメラの前にも雪が積もって1日以上視界がなくなった。
雪の中でも活動しているイヌワシの鳴き声が時々聞こえている。カモシカが雪の岩場を採食しながら歩いている姿も見られた。
このペアは、これまで40年の間に5ヶ所の巣を繁殖に利用してきた。繁殖に成功して雛が巣立ったのは、そのうちの3つの巣だ。雛が巣立つのは、平均して5年に1回足らずである。
5つの巣は遠いものは数キロ以上離れている。この5巣以外にも巣造りをするだけで使用しない巣がいくつかある。現在、ライブカメラの巣は雪で巣造りができないので、他の巣へも巣材を運んでいる。しかし、それらは巣の前に樹木が伸びてきて、出入りが非常にしづらくなっている。
ライブカメラの巣は、上にオーバーハングがなくて雪が積もり、いい条件の巣とは言えない。イヌワシは条件のいい巣を探しているが、なかなか見つからない状況だ。
2月上旬からライブ配信を予定していましたが、巣には雪が積もったままでイヌワシの出入りが少ないので、頻繁に出入りがあるようになるまでライブ配信は延期します。
今年この巣を使用するかどうかはまだ分からないですが、ライブカメラの前で興味深い繁殖生態を見せてくれることを期待したいです。
昨年末から、巣には雪が降り積もり、巣造りができない状況が続いている。雌雄が鳴きかわしている声が巣の近くで聞こえるが、雪がこんもりと積もった巣には滅多に入って来ない。
1月17日、雄が巣にやって来た。巣の縁の雪のない部分に止まって、さかんに鳴いている。近くに雌がいるのだろう。その方向を注視しているが、雌は巣には来なかった。
イヌワシの産卵は、近畿地方では2月上旬頃が多い。伊吹のワシは早い時には1月下旬に産卵することもあり、周辺の他のワシより若干早めにに繁殖が始まる。しかしここ数年、伊吹では2月下旬に産卵している。遅くなっている理由は分からないが、産卵が遅くなるのは生息状況が悪化している場合に多いように思う。伊吹のワシの将来を少し不安に思う。
産卵が遅いので、巣造りはこれからが本番となるだろう。今年の繁殖がうまくいくことを祈っている。
2月頃からライブ配信の予定です。
イヌワシは、今年の繁殖活動を開始しています。営巣地やその周辺の人の動きなどに敏感で神経質な時期です。
営巣地に近づくことがないようにお願いします。
ライブ映像でイヌワシの繁殖を見守ってください。
雪の積もった巣でコールする
新年おめでとうございます。
今年から、イヌワシの巣造りから子育てまでをライブ配信する予定です。
これまで僕のライフワークであるイヌワシについて、ネット上ではほとんど発信していませんでした。発信することで、たくさんの人たちがイヌワシの生息地を訪れることになり、警戒心の強いイヌワシの繁殖や生活に影響を及ぼしてしまうことを懸念しているからです。
伊吹地域に生息するイヌワシを、これまで40年間ひっそりと見守ってきましたが、近年では多くの人の知るところとなり、イヌワシを狙う多くのカメラマンが集まるようになっています。それぞれが思い思いの行動をとることで、イヌワシの生活を狂わせつつあります。餌となる動物の死体などを持ち込んで写真を撮ろうとする人がいたり、巣立った幼鳥を追いかけて、普段は人が立ち入らない山中のあちこちにカメラを構えた人が居座っていたり、また巣の近くまで行ってカメラを構えているために、親鳥が巣に戻れない事態も起こっています。
情報が瞬時に拡散する現代では、僕が情報を発信しないことだけでは人の集中を避けることはできません。人が集まるところでは、自然観察のルールが必要だと思います。僕がよく訪れるアフリカの国立公園にもルールがあります。野生動物に餌を与えない、観察路や道路から外れて動物たちを追いかけない、動物の行動を阻害しない、などです。日本でも人が集中する場所では、こうした自然観察のルールが必要になってきています。
今回のライブ配信では、普段見ることができないイヌワシの巣造りや子育てを、イヌワシに影響を与えることなく観察できます。このような趣旨に賛同いただける方々と一緒にイヌワシを見守り、イヌワシの生活を脅かすことがないようなルールが、自然に出来上がることを期待しています。
ライブ配信は、2月頃から公開予定です。それに先立ち、繁殖状況のダイジェスト版を発信していきます。
今回は、12月下旬の巣造りの様子です。巣材運びが見られるようになりましたが、まだ本格的ではなく、巣は整っていません。何年にも渡って同じ巣を使用しますが、巣材の一部が崩れ落ちているので、これから新しい巣材を積み上げていきます。
雪が降り積もった巣の上に巣材を運んで、途方に暮れているようなイヌワシの姿もありました。
イヌワシの巣造り。雪の上に巣材運ぶ。ライブ映像ダイジェスト版2021年12月