イーグレットニュース: ネイチャーエッセイ

Vol.36 ニホンイタチ

子供の頃、学校の行き帰りにたびたびイタチを見かけた。 いつも敏捷な動きで、一瞬のうちに目の前を通り抜けて石垣のすき間や物陰に隠れてしまった。「イタチさん、もう一度姿を見せとくれ。」と呼びかけると、再び顔を出してくれると母 … 続きを読む

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Vol.35 ニホンカモシカ

朝夕はひんやりとするが、日中はすっかり暖かくなってきた。山は眩いばかりの新緑に覆われた。ちょうどこの時期が野生動物たちの子育ての最盛期だ。子供を連れたカモシカを見るようになるのもこの季節である。 先日(5月21日)、急傾 … 続きを読む

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Vol.34 アフリカ撮影記 Ver.11

草食獣の中で、僕が特に気に入っているのがセーブルアンテロープである。 セーブルの雄は、光沢のある黒い体をしていて腹と顔にはっきりとした白い部分がある。この白と黒のコントラストが、引き締まった精悍さを醸し出している。一方雌 … 続きを読む

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Vol.33 アフリカ撮影記 Ver.10

ワートッグの他にも、キャンプ場に現れて人間の食糧を狙っているものがいる。バブーンだ。 体の大きさは小柄な男性くらいもあって力強そうである。数十頭の群れで行動していて、仲間同士のコミュニケーションのためか、時々ワァッウ、ワ … 続きを読む

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Vol.32 アフリカ撮影記 Ver.9

国立公園内を車で走ると一番よく出会う動物がワートッグ(日本名イボイノシシ)だった。 キャンプ場ではいつもまわりに何頭かが歩きまわっていた。草をさかんに食べているが、時々こちらに近づいて来るので、追い払わなければ食料を取ら … 続きを読む

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Vol.31 アフリカ撮影記 Ver.8

シロサイは丸々とした巨体を持ちながら、いかにも軽そうに駆け足で走る。 体を上下左右にはほとんど動かさずに、猛然と突き進んでくる走りのせいで軽やかに見える。がっしりとした4本の足で2トンもある体を支えている。上下左右に揺れ … 続きを読む

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Vol.30 アフリカ撮影記 Ver.7

キャンプでの生活は、非常に快適なものであった。ロッジは掃除が行き届き気持ちが良いし、ここの人たちはいつもやさしい笑顔で挨拶を交わしてくれるので安心して滞在ができる。 食料やガソリンが手に入りにくいジンバブエで三食と送迎が … 続きを読む

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Vol.29 アフリカ撮影記 Ver.6

翌年も季節を変えて再度ジンバブエに向かう予定であったが、ジンバブエはイギリスの経済制裁などによって政情が悪化していた。 食料やガソリンが不足して暴動も起こっているとの情報があり、外務省も渡航自粛を呼びかけていた。ジンバブ … 続きを読む

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Vol.28 アフリカ撮影記 Ver.5

ブラックイーグルが棲む岩山で、最もよく目にする動物はダッシー(別名ハイラックス)である。 ダッシーは、体長40〜60cm、体重2〜5kgで、ブラックイーグルにとってちょうど手ごろな獲物である。ジンバブエのブラックイーグル … 続きを読む

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Vol.27 アフリカ撮影記 Ver.4

漆黒の全身に、背中から腰にかけてX字に交差する純白の羽毛の帯。くっきりとしたコントラストが青空に映える。ブラックイーグルが美しく大空を舞う。 僕が日本で追い続けている華麗なる飛行家イヌワシは非常に魅力的なワシであるが、ブ … 続きを読む

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